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老猫さんとの暮らし ートイレ編ー

ごり子さんに異変が起きてから亡くなるまでのしばらくの間、
介護というと大げさですが、それまでなかったお世話が必要になりました。
そして、いろいろな問題が出てきます。

まずはトイレについて。(長文です)

犬と違って、基本的に猫は決められた場所でちゃんとしてくれるので
今まで粗相の苦労をしたことがなかった私にとってはけっこう大変でした。
最初のころは2,3日に一回の粗相だったのが、毎日になって、
2回に1回になって、毎回になって、、

最初に異変が現れたのが今年の5月の連休明け、中頃だったでしょうか。
初めてトイレ以外の場所で粗相をしました。
その時にブログを書いています。
改めて読んでみると、まだまだ深刻さのない、悠長な文章です。

それから一気に老化が進みました。
オムツを試みたこともありましたが結局失敗。
あきらめてペットシーツを敷いて対応しました。
シーツを敷く範囲がだんだん広がって、和室全体、キッチンマットや玄関マットの上、
フローリング以外の部分は全部敷くようになりました。
そのあたりのこともブログに書いています。これも

時系列でみるとよくわかります。
一か月でその状態になったんだ、、一気にテンションも下がってるな、、って。

老猫さんとの暮らし ートイレ編ー_f0131263_13225871.jpg
上の画像は6月の末。このころは和室全面にペットシーツやキルトマットを敷いてたみたいです。
ボンと仲良くしています♪

そのあとしばらくしてこんな感じになっています。
シーツで対応しきれないくらいになっていて、
かわいそうだけど、行動範囲をフェンスで仕切って人間の居住スペースを確保させてもらいました。
老猫さんとの暮らし ートイレ編ー_f0131263_13280531.jpg
フェンスで仕切った範囲も最初はもっと広かったんですけど、
もう目がほとんど見えないので、広いと余計に迷ってあちこちぶつかってしまって、
結局たどりつけなくてそこらへんで、、ってことになってしまうので、やむなく範囲が狭まっていきました。
画像下につながるフローリング部分にも、トイレまでフェンスでずっと通路を作って
猫さんの後ろをペットシーツを持ってついて歩く感じです。
どんなによろよろでも、最後まで自分の足でトイレに行こうとする姿に感動すら覚えていました。。


そんな状態なので、私の行動も猫のトイレに左右される毎日でした。
だいたい2時間か3時間おきにするので、
さっきトイレ行ったから今のうちに買い物行っとこう、とか、
今のうちにご飯作っとこう、とか、それこそ自分がトイレ行きたくてももうちょっと我慢しよう、とか。
ほんとにヨチヨチ歩きの赤ちゃんがいる時とおんなじです。
ただほんとに子育てと一緒で、大変ではあるんだけど、不思議と苦ではなかったです。


あと、事務的なことでアレですが大事なことでもあるので書いておくと、
それまでかからなかったお金もかかってきます。
トイレでしなくなったぶん、猫砂はいらなくなるんですが、ペットシーツがたくさん必要になります。
私はそれまで買ったことなかったので、けっこう悩みました。
大きさや素材、値段など、さまざまで、自分に合うものを探すのがベストですが、
私もいろいろ試行錯誤しつつ最終的には2タイプのものを使い分けていました。
広い範囲に敷くのは大きくて薄い(吸収力の弱い)タイプ。
おしっこを受けるのに使うのは小さくて厚い(吸収力の強い)タイプ。
もちろん経済的にゆとりがあれば、吸収力のよいタイプのものをすべて使ったほうがいいとは思います。
特に、出た後のおしっこを踏んでしまうと、足におしっこがついてしまって床を汚すことがあります。
猫さんも足が濡れたら気持ち悪いですよね。

私は基本、昼間はおしっこはすべてシートで受け止めていたので、
床にしいたシーツは汚さなくて済むのでそういう使い分けをしていました。
おしっこ受けには、小さいサイズのをさらに半分に切って、切り口をマスキングテープでふさいで使っていました。
(切り口から高分子ポリマーがこぼれるので)
うちではもったいなくてそうしましたが、おしっこの量は体格差などもあると思うので、
その猫ちゃんに合わせて、ということになると思います。

おしっこはそんな感じですが、〇ンチの場合は受けるというのはなかなか難しい(-_-;
うちはそれまでも毎日はしなくて、2、3日に一回くらい感じでしょうか。
それもカレンダーにつけるようになりました。
どうやらごり子さん、ウンチが出そうになるとその場をくるくる回るということが分かってきました。
そういえば昔、トイレの中でもくるくる回ってたことがありました(´・ω・`)
意味はよく分からないんですけどとにかくくるくる回って、
しまいには自分で自分がとめられなくなってこけてしまうこともありました。
最初はびっくりするだけでしたけど、ひどい時は止めて(持ち上げて)あげるといいようです。

で、くるくるしだしたらトイレ付近(といってもシーツが敷いてあるだけですが)に連れて行きます。
そのあと、基本はおまかせなのですが、一回で出切るわけでもないので、
一個出た後またくるくる回ってそれからちょっと止まって2個目、3個目、
とかすると足で踏んじゃうこともあるわけです(><)
ごり子さんの場合、足をなかなか拭かせてくれないので困りました。
で、最後の方はおしっこ同様、うまいタイミングで受けることができるようになりました!
って、ほかになんの役にもたたんけど。。。
それが難しい場合は、トイレットペーパーを準備しといて、
一回目した○○の上にペーパーをかぶせておけば、最悪そのまま踏むことはなくなります。
あと、猫も犬もウンチをするときは後ろ足をプルプルさせながら、人間で言ったらつま先立ちのような感じでしますが
脚力も弱ってきてそれが力尽きて座りこんじゃうことがあります。
そうならないようにいつでも抱えられるよう待機しといたほうがいいですね。

それから、一日にたくさん使うペットシーツを捨てる専用のペダルペールのようなものもあると便利です。
最初は普通にゴミ袋に入れて置いてたんですけど、さすがに見た目があまりよろしくないので。
フェンスは100円ショップで揃えられます。
大きさもいろいろあって、大きいもので30cm×90㎝あって、たしか200円だったと思います。
最初はガーデニング用の伸縮式のフェンスにしようかとも思ったんですが、
力の弱い老猫さんはさほど強度がなくても大丈夫です。
フェンスを立てる脚も100円で売ってあってとても助かりました。
継ぎ足し継ぎ足しで最終的には20枚以上買いましたけど、全部ばらせますし、
必要に応じて並べ替えたりできてとても便利でした。
今は壁につけてフックをかけたりして使っていますので、全く無駄になるというわけでもないですし。。

って、だんだん何を書いているのか分からなくなってきました。。。(-_-;

でも、できるだけ具体的な例を知っていたほうが、
自分がその場面に直面した時におろおろしなくて済むと思います。
そういう私も、状況が1週間単位くらいで変わっていったので、その都度対応するのが大変でした。

とにかくトイレはお仕事で家を空けられる方にはもっと大変になると思います。
うちは結局できませんでしたが、オムツは必須だと思います。
そしてある程度のあきらめも必要かと。。

夜の間に2回くらいおしっこをします。(うちの場合)
一回どこかでしてしまうと、2回目の時に猫さんも踏んだりして戸惑うので
できるだけ1回で済むように、だいたい夜の12時前後になりますが最後の一回を見届けてから寝るようになりました。
とはいっても最後の一回が何時になるかわからないので、
それに合わせて私の寝る時間もまちまちで、
最後の2週間くらいは、布団を猫さんの横に敷いて下で寝るようになりました。
そうすると、おしっこはしなくても夜中にけっこうごそごそしてるんですよね。
だいたい夜中に2,3回は起きてしまうのでなかなかしんどい日々でした。

何度も書きますが、ほんとに苦ではなかったです。
多少体はしんどいですが、気持ちの上では全く。
そんな手のかかる猫さんがかわいくてしょうがないんですよ(*´ω`)


次回は食事について書きたいと思います。

by macoo_s | 2016-11-11 13:51 | 猫のこと


羊毛から手作りでフェルトの雑貨を制作しています。


by mako

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